
これから投資を始めたいけど、まずはどのような投資があるのか知ってから始めたい!
投資には一体どのような種類があるのだろう…
それぞれのメリット・デメリット、違いってなんだろう…
自分に合っているのはどの投資かな…
このように悩めるあなたに向け、投資の種類と特徴、違いやタイプ別のおすすめの投資も紹介していきます!
本記事を読めば投資の種類や特徴が分かり、最終的には自分に適した投資が分かるようになります。
ぜひ最後まで読み、ご自身が納得のいく投資を探してみてください。
投資の種類一覧【特徴・メリット・デメリット】


ひとこと投資と言ってもさまざまな種類があります。具体的には以下の15種類です。
株式投資 | IPO株投資 | 先物・オプション |
投資信託 | ETF | 債券 |
不動産投資 | REIT | 金・銀・プラチナ投資 |
FX | バイナリーオプション | 暗号資産 |
預金 | 外貨預金 | ポイント投資 |
では、それぞれの特徴やメリット・デメリットについて見ていきましょう!
①:株式投資


株式投資は「投資と言えば株式投資」といわれるくらいよく知られている投資になります。
詳しく説明すると、会社は資金調達方法の1つとしてその企業のオーナーであることを示す「株式」を発行します。
その「株式」を売買することで利益を得るのが株式投資なのです。
また、株式は大まかに分けると「国内株式」と「外国株式」に分けられます。
- 国内株式:その名の通り日本国内の株式であり、株式が売買される場である東京証券取引所などに上場している企業の株式のこと。
- 外国株式:外国の株式のことでアメリカであれば米国株式となります。
また、株式投資で得られる利益には以下の3種類があります。
- 株式を売買することで得られる「売買益」
- 株式を所有しているだけで得られる「配当金」
- 株式を長らく所有することで得られる「株主優待」
このように3種類もの利益が得られる投資はなかなかないため、魅力的な部分の1つになります。
- 株主総会や株主優待があるため、投資をしている実感が湧きやすい
- 売買せずとも保有しておくだけで利益が得られる
- 取引時間が限られる
②:IPO株投資


IPOとは、未上場の企業が上場し、その会社の株式を証券取引所に公開することで投資家が自由に売買できるようにすること。
そしてIPO株投資とは、その新たに公開される株式を購入する権利を抽選で獲得し、初値で売ることで利益を得る投資になります。
IPO株投資は勝率が約8割と初心者でも利益を得やすいのが特徴的です。
実際に直近のIPO投資の実績を以下に示します。
銘柄名 | 上場日 | 公募価格 | 初値 | 差益(100株分) |
---|---|---|---|---|
yutori | 2023/12/27 | 2,520円 | 2,829円 | +30,900円 |
ナルネットコミュニケーションズ | 2023/12/25 | 1,040円 | 956円 | -8,400円 |
早稲田学習研究会 | 2023/12/22 | 970円 | 1,118円 | +14,800円 |
このように、利益を得られる確率が高く、その額も大きいのが特徴の1つです。
ただ、抽選であるが故に、なかなか当選しないのも現実。
実際に、私自身も今まで1度しか当選したことがありません。
- 初心者でも利益を得やすい
- 1回の利益額が比較的大きい
- 抽選のため、なかなか当選しない
③:先物・オプション


先物とは、将来のある特定の期日に、予め取り決めた条件のもと売買する取引方法のことです。
例えば、取引時点での日経平均株価が30,000円だったとして、3ヶ月後にその30,000円で購入することを約束したとします。
そこで順調に3ヶ月後の日経平均株価が30,000円よりも値上がりしていればお得に買え、値下がりしていれば高い値段で購入してしまう羽目になるわけです。
下落場面でも同様に、3ヶ月後に値下がりしていれば高く売ることができ、逆に値上がりしていれば低い値段で売却してしまう羽目になります。
上記のように、現在の価格で将来の売買を約束するのが先物になります。
一方のオプションは、将来のある特定の期日に、予め取り決めた条件のもと売買できる”権利”を売買する取引方法になります。
「将来この価格で買う、売る」が先物なのに対し「将来この価格で買える・売れる権利をあげる」のがオプションになります。
「今この値段で買いたいけど、手元にお金がない」「だけど数日後にはお金が入るから買える」
そんな場合に有効な投資が先物・オプションになるわけです。
- 今手元にお金がなくても、将来的に今この瞬間の値段で購入・売却することが約束される
- 約束事のため、途中で値下がりや値上がりをしたとしても、予め取り決めた条件のもとで購入や売却をする羽目になる
④:投資信託


投資信託とは、さまざまな投資家からお金を集め、そのお金をもとに投資のプロ(ファンドマネージャー)が運用する投資のこと。
「どの銘柄にいつ投資するか」はファンドマネージャーが決めてくれるため、投資判断に迷うことが軽減されます。
また、一度にさまざまな企業や国に投資してくれるため、投資するだけでリスク分散となるんですよね。
そんな投資信託は「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2種類に大きく分けられます。
- インデックスファンド:日経平均株価やダウ平均株価などの各種指数に連動するもの
- アクティブファンド:指数に連動せず指数を上回るリターンを目指したもの(※指数を大きく下回るリスクもあります)
- さまざまな企業や国に一度に少額から投資ができる
- 投資のプロが運用してくれるため、基本的にほったらかしでも問題がない
- 投資先は投資のプロが選定してくれるため、投資判断に迷いにくい
- 自分のタイミングで売買ができない
- 手間がかからない分、他の投資と比べると手数料が高くなりやすい
⑤:ETF(上場投資信託)


ETFは投資信託に似た投資ですが、投資信託とは異なり、上場している投資信託になります。
通常の投資信託は上場しているわけではないため、自分のタイミングで売買することはできません。
数日遅れての売買となります。
その点ETFは上場しているため、通常の株式投資と同様に取引可能時間帯であればいつでも売り買いができます。
- さまざまな企業や国に少額から投資ができる
- 自分のタイミングで売買ができる
- 比較的安定した利益を得やすい
- 取引時間が限られる
⑥:債券


債券とは、国や企業が投資家からお金を借りる際に発行する証明書のこと。
お金を貸していることから、利子を受け取ることができます。
また、発行元が倒産したり途中で換金したりしない限りは額面金額(≒投資した金額)は保証されるのが特徴的です。
投資は売買益が醍醐味となりますが、債券は売買益というよりは利子で利益を得ることになります。
そのような特徴のある債券は大きく以下の3つに分けられます。
- 国債:国が発行する債券のこと
- 地方債:地方公共団体が発行する債券のこと
- 社債:企業が発行する債券のこと
発行元のスケールが小さくなるにつれ額面金額が保証されないリスクが高まりますが、その分利率は高くなります。
- 満期まで所有しておけば、額面金額が保証される
- 取引の融通が利かない
- リターンがごくわずかである
⑦:不動産投資


不動産投資とは、不動産(アパート、マンションなど)を貸出したり売買したりすることで利益を得る投資のこと。
不動産の貸出時には家賃収入が得られ、購入時よりも不動産の価値が上がっていれば追加で利益を得られます。
最近では、1棟丸ごとではなくマンションの1室を購入して貸出す「区分マンション投資」が流行っています。
アパートやマンションなどは一度入居してもらえば2~3年は住み続けるため、比較的安定した利益を得られるのが特徴的です。
- 毎月安定した利益を得やすい
- 家賃収入の合計が購入金額を上回れば自動でお金を生み出してくれる装置になる
- 数千万円~億単位での取引となる
- ローンの返済を考慮する必要がある
- すぐには売れない
⑧:REIT(上場不動産投資信託)


通常の不動産投資では数千万円や数億円を用意する必要があります。
一方でREITは投資信託のようにさまざまな投資家から資金を集めて投資を行うため、安く不動産を購入することができます。
具体的には1万円程度です。
また、不動産の運営や管理は販売会社に任せられ、さまざまな不動産に投資を行うことからリスク分散にも繋がります。
さらにはETFのように上場していますから、売りたいときに売りやすいのも特徴的です。
- 手軽に不動産投資ができる
- 不動産投資よりも売買がしやすい
- 様々な不動産に投資ができる
- 不動産の管理が必要ない
- 実際に不動産を所有したことにはならない
- 金融機関から融資が受けられない
⑨:金・銀・プラチナ投資


金・銀・プラチナ投資とはその名の通り、金・銀・プラチナを売買することで利益を得る投資です。
金・銀・プラチナはそれ自体に価値があるため、価値がなくなることはありません。
また、インフレや不況期に強く、資源が限られていることから市場に出回る数が少なくなればなるほど価値が高まります。
一般的に株式とは逆の動きをすることからリスク分散にもつなげられますよ!
- 価値がなくならない
- 数に限りがあるため、流通量が少なくなればなるほど価値が上がる
- 不況期に強い
- 値動きは様々な要素が絡むため、売買のタイミングを掴むのが難しい
- 実物資産の場合は盗難の恐れがある
⑩:FX(外国為替証拠金取引)


FXとは、ある国の通貨を別の国の通貨に交換することで発生する差額で利益を得る投資のこと。
以下に例を示します。
1ドル=100円のとき、持っている100円をドルに換えると1ドル分になります。
その後円安が進み1ドル=120円になった場合、持っている1ドルを再び円に換えたとすると120円分になります。
もともと持っていた100円が120円になったことから、20円分の利益が得られたことになるのです。
上記のような交換は通常、外貨両替機で行いますが、その交換を容易にできるようになったものがFXになるわけです。
また、証拠金(担保として預けるお金)取引ですから、証拠金を担保とすることで、預けた証拠金の何倍もの金額で取引が可能となります。
要は、自分の持っている資金以上に取引ができるようになるわけ。
その分得られる利益は倍以上になりますが、損失も倍以上になることには留意しておきましょう。
- 下落時にも利益を狙える
- レバレッジ効果(てこの原理のようなもの)で少ない資金で大きな利益を得られる可能性がある
- 少額から取引ができる
- スワップポイントという毎日得られる報酬がある
- 少しの下落でも大きな損失を被る可能性がある
- 元本以上に損失を被る可能性がある(損失分を逆に払わなければならなくなる可能性がある)
⑪:バイナリーオプション


バイナリーオプションとは、一定時間後の為替レートが基準となる為替レートを上回るか下回るかを予測するものです。
予測通りに動けばペイアウト(配当金)が得られ、予測と反する動きをすればチケット(取引時に購入する売買の権利)の代金を失います。
値上がり率・値下がり率に関係なく、値上がりか値下がりさえしていればペイアウトが得られるのが特徴的です。
ただ、FXのように証拠金取引ではないため、自分が所有している資金以上に取引することはできません。
- 値上がり・値下がり率に関係なく、上がるか下がるかさえすれば利益が得られる
- 少しの逆の動きでも、その値動き以上に損をする可能性がある
⑫:暗号資産(仮想通貨)


暗号資産とは「マイニング」というコンピュータ上で行う作業によって生み出され、貨幣が存在しない電子的な通貨になります。
電子マネーと似ていますが、電子マネーは現金をそのままデジタル化したもので、実質的には日銀が発行している法定通貨です。
「ビットコイン」という言葉は馴染みがあるかと思いますが、ビットコインの他にも様々な暗号資産があるのでぜひ調べてみてください。
そして暗号資産は「日本円⇔暗号資産」「暗号資産⇔暗号資産」というようにお互いに交換することで発生する差額で利益を得る投資になります。
値動きが非常に激しいことが特徴の1つで、過去にはわずか1ヶ月足らずで半額まで値下がりしました。
- 短期間で大きな利益を得られる可能性がある
- 24時間365日取引できる
- 少額から投資ができる
- 一晩で価値が半分になる可能性がある(リスクが非常に大きい)
- ハッキングの被害に遭いやすい
- 今後の国や政府の政策で取引に規制がかかる可能性がある
⑬:預金


預金とはその名の通り、銀行などの金融機関にお金を預けること。
普通預金や定期預金は預金保険制度により、1,000万円までなら元本は保証されますが、実は預金も投資の内の1つです。
金利が低すぎて気付いていないかもしれませんが、預けることで利息を得ていると思います。
利息が得られるということは、投資の一種になるんですよね。
その金利について、一番高かった1915年は4.8%でしたが、今では低金利となり0.001%!
0.001%ということは、仮に100万円預けていたとしても、1年でたったの10円しかもらえない計算となります。
ほぼもらえていないのと同然ですね。
- 1,000万円までなら投資の中で唯一元本が保証される
- 基本的に減らない(※価値が下がることはあります)
- 預けていても、ほぼ増えない
⑭:外貨預金


通常の預金は日本円を預けますが、外貨預金は外国の通貨で預金をするものです。
外国の通貨ですから、外貨に換える際や日本円に換える際に為替の影響が発生します。
例えば、預入時の為替レートが1ドル=100円だとして、引出時が1ドル=95円となっていれば損をすることになるんですよね。
ただ、その分通常の預金よりは金利が高めに設定してあります。
- 通常の預金よりも金利が高めに設定してある
- 預金であるものの元本が保証されない
- 預けた金額よりも減ってしまう可能性がある
⑮:ポイント投資


ポイント投資とは、現金を使わずにTポイントや楽天ポイントなどのポイントを使ってする投資のこと。
投資であることから増えることもあるため、使わずに放置されていたポイントを有効活用することができます。
また、売却すれば通常の現金として使用することができるため、汎用性も高まります。
ただ、当然投資なため、元々持っていたポイント分よりも減ってしまうリスクもあるので注意!
- ポイントを有効活用できる
- 売却後は通常の現金として利用可能
- ポイントのため、気持ちに余裕が生まれる
- 貯めた分のポイントよりも減ってしまう可能性がある
各投資商品の比較・ランキング


続いてそれぞれの投資を比較していきます。
その結果が以下の通りです。
リスク・リターン | 最低投資額 | インカムゲイン(=保有しておくだけで得られる利益) | 利便性(取引時間帯等) | |
---|---|---|---|---|
株式投資 | 中の上 | 数万円~数十万円 | 配当金(日本株):約1.52% ※日本経済新聞「国内の株式市場・東証(26日)」を基に算出 配当金(米国株):2.78% ※投資の森「おすすめ銘柄(個別株)の配当|米国株(個別株)」から引用 | 平日9:00~11:30、12:30~15:00 PTS取引の場合:17:00~23:59 ※銘柄は限られる |
IPO株投資 | 中の中 | 数万円~数十万円 | ― | 抽選形式(当選しないと購入できない) |
先物・オプション | 高 | 数百円~数万円 | ― | 8:45~15:15、16:30~翌6:00 土日は翌営業日に注文 |
投資信託 | 中の中 | 100円~ | 分配金:約5% | 数日遅れで取引が成立 |
ETF | 中の中 | 数百円~数十万円 | 分配金:約3% | 平日9:00~11:30、12:30~15:00 |
債券 | 低 | 1万円~ | 利子(国債):0.363% ※楽天証券「債券・国債利回り」を基に算出 | 途中で引き出すことは可能だが、 額面金額が保証されなくなる |
不動産投資 | 中の上 | 数千万円~数億円 | 家賃収入(区分マンション):6.97% 家賃収入(一棟アパート):8.04% 家賃収入(一棟マンション):7.70% ※2023年11月時点 ※不動産投資と収益物件の情報サイト 健美家「マンスリーレポート 2023年11月期」から引用 | 売りたい時にすぐ売れない |
REIT | 中の中 | 数万円~数十万円 | 分配金:4.36% ※J-REIT.jp「J-REIT分配金利回り(10年間)」を基に算出 | 平日9:00~11:30、12:30~15:00 |
金・銀・プラチナ投資 | 中の下 | 1,000円~ | ― | 9:00~15:00、17:15~24:00 土日祝日は不可 |
FX | 高 | 数円~ | スワップポイント(米ドル⇔円):133%(レバレッジ25倍)、5.33%(レバレッジなし) | 土日祝日除く24時間 |
バイナリーオプション | 中の上 | 50円~ | ― | 8:20~翌4:20 土日は不可 |
暗号資産 | 高 | 数円~ | レンディング(BTC):4% ※各社の利率を基に算出(PBRlending、Bit Lending、GMOコイン、 LINE BITMAX、Coincheck、BitTrade、bitbank、HashHubレンディング) ステーキング:約4.16% ※GMOコインでの各銘柄の利率を基に算出 | 24時間365日 |
預金 | 低 | 1円~ | 利子(普通預金):0.001% 利子(定期預金):0.002% ※ゆうちょ銀行「金利一覧」から引用 | 原則いつでも預入可能 |
外貨預金 | 中の下 | 数十円~数百円 | 利子(普通預金):0.50% 利子(定期預金):5.30% ※大和ネクスト銀行「外貨預金 金利一覧」から引用 | 平日のみのほぼ24時間 |
ポイント投資 | 低 | 100ポイント(100円)~ | 投資先による | 投資先に準ずる |
この表からそれぞれの違いが分かるかと思います。
続いてランキング化していきます。
【リスク・リターン】ランキング
リスク・リターン別に分けたときのランキングは以下の通りです。
- 暗号資産
- FX
- 先物・オプション
- 株式投資
- 不動産投資
- バイナリーオプション
- ETF
- REIT
- IPO株投資
- 投資信託
- 金・銀・プラチナ投資
- 外貨預金
- ポイント投資
- 債券
- 預金
上位3つの投資は特に値動きが激しく、レバレッジをかけられることからも余計に値動きが激しくなっています。
一方で、それだけ大きなリターンを得られることでもあります。
リスクを承知の上で積極的に利益を狙いたい人は上記のランキングを参考にしてみてください。
【最低投資額】ランキング
投資は実際にモノを購入するわけではありませんが、購入時にはお金を払う必要があります。
そんな購入時の最低金額をランキング化したものが以下になります。
- 預金
→1円~ - 暗号資産
→数円~ - FX
→数円~ - バイナリーオプション
- 外貨預金
- ポイント投資
- 投資信託
- ETF
- 先物・オプション
- 金・銀・プラチナ投資
- 債券
- 株式投資
- IPO株投資
- REIT
- 不動産投資
通常の投資は数万円用意する必要がありますが、上位の投資は数円程度から購入することができます。
その分得られる利益も少なくなりますが、勉強する分にはちょうど良い金額です。
大金を用意することができない人は上記のランキングを参考にして投資商品を選んでみてください。
【インカムゲイン】ランキング
下落時でも心の支えとなるインカムゲイン。
そんなインカムゲインは投資によって名称も異なり、利率も異なります。
その利率をランキング化したものが以下の通りです。
- FX(レバレッジ25倍時)
→133% - 不動産投資
→7.57% - 暗号資産
→約4.08% - 投資信託
- 外貨預金
- REIT
- ETF
- 株式投資
- 債券
- 預金
FXだけ異様に高くなっていますが、レバレッジ25倍の時であることは頭に入れておいてください。
また、値下がりすれば今まで得たインカムゲインが全てなくなってしまう可能性があります。
不動産投資は上位に君臨しますね。
やはり安定的な家賃収入は不動産投資の強みです。
【利便性(取引時間帯等)】ランキング
投資によって取引可能な時間帯等も異なります。
そんな利便性の観点からランキング化すると以下のようになります。
- 暗号資産
→24時間365日 - 預金
→原則いつでも預入可能 - FX
→土日祝日除く24時間 - 外貨預金
- バイナリーオプション
- 先物・オプション
- 金・銀・プラチナ投資
- 株式投資
- ETF
- REIT
- 投資信託
- IPO株投資
- 債券
- 不動産投資
暗号資産は土日祝日に関わらずいつでも取引できるのが強みです。
FXに関しても暗号資産ほどではありませんが、平日であればいつでも取引ができて便利!
時間に捉われず自由に取引を行いたい人は、暗号資産やFXを視野に入れてみることをおすすめします。
【タイプ別】おすすめの投資


最後に、これから始める投資をなかなか決められないあなたに向け、タイプ別におすすめの投資を紹介していきます。
本記事で紹介するタイプは以下の通りです。
- これから投資を始める人
- がんがん攻めて爆益を狙いたい人
- 比較的安全で利益もそこそこ得たい人
- お金は極力減らしたくない人
- 少額から始めたい人
- インカムゲインを積極的に得たい人
- 日中は仕事で忙しく夜間に取引をしたい人
- 土日も取引したい人
では、タイプ別のおすすめの投資を見ていきましょう。
【これから投資を始める人向け】
私自身投資をしていますが、ゼロベースで投資を始めるとなると以下の投資をおすすめすると思いました。
総合的に見てやはりこれらはリターンが得やすく、売買方法がシンプルで初心者でもとっつきやすいのが特徴です。
株式投資についてはリスクが多少高めですが、経済の知識が身について投資の勉強にもなります。
投資信託やETFに関してはプロが運用してくれるため、確認ぐらいで安定した利益を得られます。
これから投資を始めようと思っている人は、上記の投資から始めてみてください。
【がんがん攻めて爆益を狙いたい人向け】
一瞬にして大金を得られる可能性があるのも投資の醍醐味の1つ。
下記の投資はそのように大金を得られる可能性が非常に高いです。
暗号資産に関しては特にボラティリティが激しいため、それだけ爆益が狙えます。
FXや先物・オプションに関してはレバレッジを掛けられることから、自分が持っている資金の何倍もの資金で取引ができます。
そのため、得られる利益も何倍にもなるわけ。
短期間で資産を増やしたい人にはおすすめですよ!
【比較的安全で利益もそこそこ得たい人向け】
安全でありながらも利益をきちんと得たいのは誰しも願うこと。
でも悲しいかな、リスクゼロで大金を得られるものはありません。
ただ、下記の投資であれば、安全でありながらもそこそこの利益が狙えます。
IPO株投資に関しては勝率が約8割ですから非常におすすめ!
ETFやREITは様々な企業や国、不動産に投資していますから、自然とリスクが分散されます。
なおかつ利益も安定して得やすいため、おすすめですよ!
【お金は極力減らしたくない人向け】
投資であれば値上がりだけでなく値下がりしてしまうことも当然あります。
でも、できるだけ損失は避けたいところ。
そんな方におすすめするのが以下の投資です。
これらの投資であればリスクが非常に抑えられています。
債券であれば額面金額(≒投資した金額)は保証され、なおかつ利息も得られるので、何かを始めたい時におすすめです。
ポイント投資はそもそもお金を使っているわけではないので、お金が減るわけではありません。
まぁでも、お金を使うことで発生したものではありますが(笑
【少額から始めたい人向け】
今そんなにお金を持っておらず、投資にはあまりお金をかけたくない人におすすめの投資が以下の通りです。
投資をするとなると通常であれば数万円程度の初期費用が必要になります。
しかし上記の投資であれば、大金を所有していなくても数円~数百円程度で手軽に始められます。
練習としてやってみるのもおすすめですね。
「いきなりそんな大金を出すのはムリ」という方は上記の投資を始めてみてはいかがでしょうか。
【インカムゲインを積極的に得たい人向け】
先にも述べたように、インカムゲインは投資の醍醐味の1つです。
そんなインカムゲインを得たい人におすすめなのが以下の投資になります。
これらは利率が非常に高く、定期的に入ってくる金額も大きいです。
中でも初期投資の金額は非常に高いですが、安定してお金が入ってくる不動産投資はおすすめ!
【日中は仕事で忙しく夜間に取引したい人向け】
投資は大抵平日の日中に行われます。
仕事をしているとどうしても時間がかぶってしまうんですよね。
休憩時間に値動きを見ることはできるかもしれませんが、それでも画面にずっとはりつけないかと思います。
そんな中、夜間でも関係なく売買できるのが以下の投資です。
株式投資は通常日中に行われますが、PTS取引というものであれば夜間でも取引できるようになります(※銘柄は限られます)
FXや暗号資産は時間に制限がないため、時間に捉われたくない人に特におすすめですよ!
【土日も取引したい人向け】
土日も取引できるのは、以下の投資のみ。
通常の投資は基本的に”平日”しか取引ができません。
一応土日に”注文”自体は出せますが、値動き自体はありません。
そんな中、土日祝日に関わらず常に値動きしているのが暗号資産になります。
いつでも取引ができるため、平日は仕事で忙しい分土日で投資を行いたい人にはうってつけ!
まとめ:投資によりリスクやリターンの度合いが異なり特徴も千差万別!


さて、本記事では、投資の種類、各投資の特徴、ランキング化、タイプ別のおすすめの投資を紹介していきました!
改めて各投資の特徴をおさらいしておきましょう。
- 株式投資
→企業が資金を調達するために発行する「株式」を売買することで利益を得る投資のこと - IPO株投資
→未上場の企業について新たに公開される株式を購入する権利を抽選で獲得し、初値で売ることで利益を得る投資 - 先物・オプション
→先物:将来のある特定の期日に、予め取り決めた条件の下売買する取引方法のこと
→オプション:将来のある特定の期日に、予め取り決めた条件の下売買できる”権利”を売買する取引方法のこと - 投資信託
→さまざまな投資家からお金を集め、そのお金をもとに投資のプロ(ファンドマネージャー)が運用する投資のこと - ETF
→東京証券取引所などに上場している投資信託で、平日の日中であれば自分のタイミングで取引できるようになったもの - 債券
→国や企業が投資家からお金を借りる際に発行する証明書を購入し、利子を得る投資のこと - 不動産投資
→不動産(アパート、マンションなど)を貸出したり売買したりすることで利益を得る投資のこと - REIT
→さまざまな不動産をひとまとめにすることでリスクを抑え、さまざまな投資家から資金を集めることで購入価格を抑えたもの - 金・銀・プラチナ投資
→金・銀・プラチナを売買することで利益を得る投資のこと - FX
→ある国の通貨を別の国の通貨に交換することで発生する差額で利益を得る投資のこと - バイナリーオプション
→一定時間後の為替レートが基準となる為替レートを上回るか下回るかを予測するもの - 暗号資産
→日本円と暗号資産、暗号資産と暗号資産とを互いに交換することで発生する差額で利益を得る投資のこと - 預金
→銀行などにお金を預けるもの - 外貨預金
→外国の通貨で預金を行うもの - ポイント投資
→Tポイントや楽天ポイントなどのポイントを使って行う投資のこと
このように、投資にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。
また、投資によって向き不向きがありますから、特徴をもとに判断してみてください。
大きなリターンを得ようと思ったらその分リスクも大きくなりますから、ご自身の懐事情とよく相談することをおすすめします。
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